どうも僕です。
以前の記事にも記載したことだが、正月は映画やドラマばかり見てた。
その中にはかつてNHK放送していた大河ドラマも含まれているのだが、改めて見るとなかなか面白い。
記事「正月の過ごし方」
ということで正月に見た大河ドラマをご紹介したいと思う。
軍師官兵衛
主人公 :黒田官兵衛
主演者 :岡田准一
おすすめ:★★★★★
前半の利発な好青年から、竹中半兵衛との出会いや荒木村重に捕まり幽閉された後に、人生観や死生観が変わり、冷酷で腹黒い部分が強調されるなど岡田准一の名演技が魅力。
また大河2度目の秀吉役で竹中直人が演じる他、小寺政職役の片岡鶴太郎や、宇喜多直家役の陣内孝則などの怪演技も面白い。
秀吉
主人公 :豊臣秀吉
主演者 :竹中直人
おすすめ:★★★★☆
以降の大河ドラマにおける秀吉像を作り上げたと言っても過言ではないほどのハマリ役。
物語では、豊臣秀吉、弟の秀長、明智光秀、3人の視点で構成される。
破竹の勢いで駆け上がっていく前半の秀吉と、天下を取って暴走していく後半の秀吉を演じ分けが非常に魅力。
織田信長役の渡哲也、足利義昭役の玉置浩二なども非常に魅力的に演じており、以降の大河ドラマへの影響を与えている。
風林火山
主人公 :山本勘助
主演者 :内野聖陽
おすすめ:★★★☆☆
内野聖陽はドラマ・仁の坂本龍馬役といい、そこはかとなく香ばしい感じの役が非常に上手い。
物語では、山本勘助、武田信玄、上杉謙信、3人の視点で構成される。
武田信虎に対する恨みに燃えた前半の勘助と、信玄に忠義を尽くした後半の勘助の変化が面白い。
また上杉謙信役はGACKTが演じており、戦の天才という側面を残しつつ、豪傑というより中性的で潔癖な謙信というのも実に新鮮で良い。
真田丸
主人公 :真田幸村
主演者 :堺雅人
おすすめ:★★★★★
三谷幸喜が脚本ということもあり、ちょこちょこギャクパートが入ってくるので大河としては少し異質だが気を張らず見れる気楽さがいい。
前半~中盤は周囲のキャラが非常に濃くて幸村があまり目立たないのだが、後半の大坂の陣ではしっかり魅せてくる。
草刈正雄が演じる幸村の父、真田昌幸のキャラがあまりにもハマリ役&濃いため、じゃっかん食われている感が否めない。
オープニング
大河ドラマと言えば、耳心地が良いと定評あるオープニングだが、僕の主観と偏見で言うと、おすすめは秀吉と真田丸のオープニングだ。
歴オタからすると、大河ドラマの脚本に関して色々ツッコミたい気持ちで、憤慨する諸兄も多いかと思う。
しかしはやりそこはドラマであるため、例え疑わしい説を定説のように描いていたとしても、楽しく見られれば良いのではないだろうか。
もし興味を持たれたなら、この期に見てみては如何だろう。