どうも僕です。
先日、ずいぶんと長いことお世話になっているFCのマスター移行の話があった。理由としては最近仕事が忙しく、週1ぐらいのペースでしかインできないからだ。
このことで今までサブマスターに位置づけされていた方がマスターへ立候補し、来週から新体制でFC運用を開始することになっている。
僕がお世話になっているFC Good Neighbors
FCメンバー作:バナー・サイト作成
FCとはFree Company(フリーカンパニー)の略で、イメージとしては学校や会社の部活・サークルに近いだろうか。
1キャラにつき1つのFCにしか所属できないが、テレポ割引、討伐経験値アップ、生産経験値アップなどの他、FC専用の家を持てたり、FCコンテンツが存在するなど多くのサービスを受けられるのだ。
FF14に限らず、ギルド、クラン、チームなど、名称は異なるものの、どのオンラインゲームでもFCのような機能は存在する。
マスターとは、そういったコミュニティのリーダーのことだ。
僕はFF14をプレイする以前、別のオンラインゲームをやっていた時期にマスターを経験したことがあるのだが、そりゃあもう多種多様な人間模様に揉まれて大変だった記憶がある。
オンラインゲームは、普段の人間関係とは異なり、他人と顔を突き合わせて会話するわけではないので、みんな割と遠慮というものをしない。
よってその人本来の個性や地がモロに出る。
また相手が見えないことで距離感というものが取りづらい。
場合によってはマスターが我の強いメンバーに振り回されて疲れてしまい引退・放棄することや、メンバー同士が始めたケンカが大きくなりすぎて派閥を生みコミュニティが崩壊するなんてこともよくある話だ。
そんな中4~5年も運用継続しているFCは割と稀有な存在かも知れない。
では何故ここまで長く運用できたのか。
もちろんこれまで家庭や仕事の事情などで引退していったメンバーは割といるし、人間関係における色々な問題を抱えFCを去っていった方もいるのだが、不思議とFC崩壊の危機には直面することはなかった。
それはやはり皆「精神的に大人である」ことと、FC規模が「少人数」であったことだろう。
必要以上にFCに依存することなく、メンバー各々がFCとは別に独自のコミュニティを持っており、程良い距離感を保ててきたことや、いつも10人前後のメンバー構成で、お互いがどんな人物であるのか把握しやすかったこと。
FCの一貫したスローガンは「個人の尊重」であり、1人1人を理解し、良識の範囲で守ってきたことが大きな理由だったのだろうと思う。
所詮は遊びだからと言う人もいるだろう。
しかしフットサルサークルや登山同好会など集団で参加する趣味で、極端な絡み方をするだろうか。
オンラインゲームも等しく人間関係が発生する以上は節度のある対応というのは大事なことなのだ。