どうも僕です。
運営が意図してか、それとも自然発生的なのか。
FF14には大型アップデートのたびにユーザーから人気の出るNPCが生まれ、長々と語り継がれる。
NPCとはNon Player Character(ノンプレイヤーキャラクター)の略で、TRPGやビデオゲームなどにおけるプレイヤーでないキャラ、MOBたちのことである。
今回はそんなFF14で人気のある3人のNPCたちをご紹介したい。
パッチ3.0 蒼天のイシュガルド
オルシュファンはイシュガルドの名家・フォルタン家の騎士だ。
蒼天のイシュガルドのアプデ以前、新生エオルゼアから登場するNPCで、その言動からもともと人気があった。
オルシュファンのセリフ 抜粋
お前の持つ技術や知識を、おおいに……………………イイ……すごくイイぞ……!
はぁ、なんてそそる……鍛え上げられた肉体だ……!
はぁ……たまらないな……。お前と部下たちの、熱い吐息……イイ……。
新生時はメインストーリーに少し絡み、後にサブクエストに絡む程度の位置づけだったのだが、戦いに敗れ追われる身となったプレイヤーとその仲間アルフィノを匿い再戦に奮い立たせるという重要な役回りとして、蒼天のメインストーリーにガッツリ絡むことになる。
老若男女問わず鍛え抜かれた筋肉を見ると興奮してしまう悪癖があるものの、常にプレイヤー側に立ち味方をしてくれる好漢ぶりと変態ぶりがユーザーの人気を獲得した。
パッチ4.0 紅蓮のリベレーター
紅蓮のリベレーターがアップデートされてから登場するNPCで、敵勢力・ガルマール帝国の軍人にして、帝国とドマの和平交渉に赴く全権大使でもある。
アサヒのセリフ 抜粋
そう睨まないでください。
蛮神は、帝国にとっても敵なんですから、処分するのは、当たり前じゃあないですか!
それとも、感情にまかせて俺を殺しますか?敵だったこの女のために、全権大使の俺を?
できるわけないですよねぇ!
初期は好青年を演じているがストーリーを進めていくに連れ徐々に本性を見せていき、蛮神ツクヨミとの戦いの後にガッツリと魅せてくる。
FF14の敵役はおおよそ憎み切れないキャラだったり、自分の信念や理想のもと戦う者が多く、ここまで人格破綻しているキャラは非常に珍しい。
声優・柳田淳一さんの熱演も相まって、その徹底したサイコパスっぷりがユーザーの心を掴んだ。
公式・非公式問わず、よくネタにされるキャラでもある。
ネタ動画 アサヒ×ココロオドル
パッチ5.0 漆黒のヴィランズ
アシエンとはプレイヤーおよびその仲間たち暁の血盟が、新生エオルゼアの頃から長きに渡り戦い続けている影の組織であり、お互いに煮え湯を飲ませ合う間柄。
エメトセルクはオリジナルと呼ばれるアシエン上層部の1人で、またガルマール帝国初代皇帝でもある。
エメトセルクのセリフ 抜粋
しかしまあ、にぎやかなことだ……。同志が集うと活気づくのは、私たちの時代から変わらないな。
なんだ、アシエンや古代人には、血も涙もないと思ったか?心外だ、お前たちが持ち得る感情を、私たちが有していないわけがないだろう!
……普通にいたさ。太古の昔、真なる世界に……家族も、友も、恋人だって。
他のアシエンとは違い、敵でありながらもプレイヤーたちの行動に一定の共感や興味を示し、時には共に行動するなど、戦い以外の解決法を模索する風変りなキャラだ。
プレイヤーたちが正義と信じて行動した結果、対立することになる敵勢力もまた正義を掲げているということを深く考えさせられる役回りをしている。
その渋く達観した物言いがユーザーの心を掴んだ。
※漆黒のヴィランズはFF14の最新パッチであることから、ネタバレになるので見たくない方はスルーして戴きたい。
魅力的なNPCというのは敵味方問わず、ゲームをする上で強いモチベーションになる。
ちなみに僕が好きなNPCはタタルさんだ。